スタッフブログ 2021.08.02 (月)
8月13日(金)~8月15日(日)

誠に勝手ながら、上記の期間休診とさせて頂きます。
何卒ご理解ご協力お願い致します。
スタッフブログ 2018.10.27 (土)
みなさまこんにちは
すっかり秋ですね(^-^)/朝晩は相当冷え込みますので風邪などにご注意ください

今日はわんちゃんのホルモン性疾患のひとつであるクッシング症候群についてお話したいと思います(・Д・)
クッシング症候群は別名、副腎皮質機能亢進症と呼ばれています。
その名の通り、副腎皮質が働きすぎてしまう病気なのですが
少し詳しく説明しますと

副腎皮質からはコルチゾールというホルモンが出ていて
肝臓や筋肉に働きかけ、糖代謝や脂質代謝、タンパク質代謝さらに
体の免疫系やストレスに対する作用など様々な働きに関与しています。

そのため、コルチゾールの分泌量が必要以上に増えすぎると
体の様々なところで異常をきたし症状として現れてきてしまいます。
コルチゾールの分泌に関わっているのは脳の一部である下垂体と、腎臓の左右にある副腎の2つの器官です。
このどちらかに異常が発生した場合にコルチゾールが多く出すぎてしまいます。
また、他の病気の治療でステロイド剤を長期間服用している場合にも
体内にコルチゾールが増えすぎてしまう原因になることがあります。

症状としては

多飲多尿
左右対称の脱毛
皮膚の石灰沈着 (ごつごつ岩のような見た目になる)
皮膚の菲薄化 (紙きれのようにペラペラになる)
腹部下垂(お腹が膨らんで太ったようにみえる)
動きたがらない
呼吸が荒い

などがあげられます

この病気は5歳以上の中~高齢犬で多くみられるようになるといわれています。
上記の症状を見ている限りでは、歳のせいで毛が薄くなってきたり、じっとしていることが多くなったり、おしっこを何度もしたり失敗してしまうのかなと見過ごしてしまうことも少なくないと思います。

しかし、一度この病気になってしまうと、自然に完治することはなく
進行すると糖尿病や高血圧、尿路感染症、膵炎など
命に関わってくる合併症を引き起こすリスクが高くなるので早期発見が大切になります

歳のせいだろうなと納得してしまわず、いつもと違う行動や症状がみられたら
注意して観察するようにしてあげましょう


スタッフブログ 2018.07.17 (火)
梅雨も明けて日差しが本格的に強くなってきました

そこで注意しないといけないのが熱中症です(・Д・)

わんちゃんは汗腺が少ないため体の熱を蒸散しにくく熱中症になりやすい動物です
飼い主様がそばにいる時は様子を観察できますが、お留守番中は難しくなりますので
夏の間はとくにお部屋の環境には注意してあげないといけません

先程もお伝えしましたがわんちゃんは汗の蒸散での体温調節ができないため
扇風機だけだと不十分な場合が多いです
できるだけエアコンをつけてあげましょう(^-^)/
設定温度は25℃で湿度は50%ぐらいが過ごしやすいといわれています
ただ長毛種や北方原産のわんちゃんはこれでも暑い場合がありますので
わんちゃんの状態を観察して設定してあげるようにしてください

また人感センサーつきのエアコンは設定内容によっては小さなわんちゃんには反応しないことがあり
エアコンをつけていたのにお留守番中にわんちゃんが熱中症になってしまったという話を聞いたことがあります
エアコンの設定をするときは注意するようにしましょう

そしてサークルでお留守番のわんちゃんは場所が窓際だと
想像以上に温度が高くなってしまう場合があります
日差しは直接当たらないようにカーテンを閉めるか場所を変えてあげるといいと思います(^-^)

水を入れたペットボトルを凍らせタオルを巻いたものを、サークルの中に置いておくのも効果的です
お水はいつもより多めに用意しておきましょう

これからまだまだ暑い日が続きますがわんちゃんの健康を守るためにも
私達自身が熱中症、夏バテにならないよう自己管理しっかりしないといけないですね( ̄^ ̄)ゞ
スタッフブログ 2018.06.16 (土)
大阪も本格的に梅雨入りして、雨続きですね
じめじめするこの季節のわんちゃん・ねこちゃんは
毛や耳が蒸れやすく、皮膚炎や外耳炎になる子が多いです
特に垂れ耳の子は気が付いた時には汚れがたくさんᔪ(°ᐤ°)!
なんてこともあるので、注意して見てあげてくださいね


先日、ライズに新しい仲間が増えました(灬º∀º灬)

ぬいぐるみ

かわいい、わんちゃん・ねこちゃんのぬいぐるみです✧*。(◍˃̵ᗜ˂̵◍)ॱ◌̥*
皆さん、会いに来てくださいね~♪
スタッフブログ 2018.05.22 (火)
こんにちは(^-^)/
ゴールデンウィークもあっというまに過ぎて、もう5月も後半ですね
昼間は本格的に暑くなってきました
朝昼の寒暖差に注意してくださいね

今回はわんちゃんに比較的多くみられる子宮蓄膿症についてお話をさせていただきます

この病気は避妊していない雌のわんちゃんに起こる恐い病気です(・Д・)ノ

発情出血後の子宮に細菌が感染して膿が溜まり、毒素が全身をまわってさまざまな悪影響を及ぼします
また、膿が子宮内にパンパンに溜まってしまうと子宮が破裂し膿が漏れ出た場合、
腹膜炎を起こして短時間で死亡します
病態は比較的早いスピードで進んでいきますが初期は症状が出にくいため、
手の施しようがなくなってしまうケースも少なくありません

発症年齢は5歳以降に多くみられ、発情出血のあと1~2ヶ月の間に起こりやすくなっています
未避妊で何年も出産をしていない、偽妊娠を繰り返す傾向にあるわんちゃんは特に要注意です

症状は たくさん水を飲み、おしっこをたくさんする、食欲が落ちる、吐く、熱が出る などです
また陰部から膿が出てくる場合もありますが、出ない場合もあります

治療としては基本的に膿が溜まっている子宮と卵巣を取り出す手術が行われますが、病態が進行している場合だと手術ができないケースもあり、内科治療で様子をみますが助からないケースが少なくありません(´・_・`)
また、高齢であったり、持病がある場合でも麻酔によるリスクが高いため内科治療を選択せざるおえなくなることもあります。

子宮蓄膿症は避妊手術をしていると発症する確率はゼロです
出産をさせる予定がないわんちゃんは、早めの避妊手術を考えてあげましょう(^-^)
そして、避妊していないわんちゃんは発情出血の後、2ヶ月程は症状がでていないか、いつもと様子が違わないかしっかりと観察するようにしましょう