スタッフブログ 2018.02.25 (日)
こんにちは(^-^)/
まだまだ寒い日が続きますね
気温差も激しいこの季節(ノ_<)
みなさまもわんちゃんねこちゃんも体調管理に注意してくださいね

今回は肛門腺絞りについてお話したいと思います

わんちゃんのお尻、肛門の両側には「肛門腺」とよばれる臭腺(ニオイを出す腺)があり、ここに分泌物を溜める肛門嚢があります
肛門腺から出る分泌物(以下、肛門腺と表記)はマーキングに使われていてわんちゃんによって違うニオイがします。
初対面のわんちゃん同士でお尻のニオイを嗅ぎ合うのはこのニオイを通して相手の情報を得ているのです。

かつてわんちゃんが野生の生活をしていた頃は肛門腺を噴射することで外敵から身を守ったり、テリトリーを示していました。
しかし、人と暮らすようになり、そういった機会が少なくなったことで肛門腺を出す時に使う筋肉が弱くなっていったと言われています。

筋力は弱まったものの、中型犬や大型犬は排泄物と一緒に出たりしますが、小型犬や肥満のわんちゃん、高齢犬は自力で排泄することが難しくなります

肛門腺が溜まってくるとお尻をスリスリ床にこすりつけるようになります
しっぽの周辺を気にして噛んだり舐めたりすることもあります。

そのまま放置すると、肛門嚢が炎症を起こして肛門周りの皮膚が赤く荒れ始めひどくなると腫れて痛みを伴うようになります
こうなると便を我慢したり、食欲がなくなるわんちゃんもいます
最終的には肛門嚢が破裂してお尻の皮膚に穴が開いて出血してしまうこともあります

月に1回を目安に溜まった肛門腺を絞り出してあげる必要があります。
これが肛門腺絞りと言われるものです

肛門腺絞りの方法ですが、わんちゃんのお尻を後ろからみて、
時計に例えると肛門を中心に4時と8時の位置に肛門嚢があります
そこに親指と人差し指をあてるとコロコロとした感触の袋が触れます。
これが肛門嚢なので、触れたら人差し指と親指でつかみ、肛門の方向へ引き上げて、そのまま手前(肛門の外へ出すイメージ)で、力を加えると、肛門腺が排出されます

最初にしっぽをしっかり持ち上げると肛門嚢の位置が触れやすくなります。
また、絞りにくい子は肛門嚢を触れたら少し揉んであげると出やすくなる場合もあります。

肛門腺はとても強いニオイなので手や服、わんちゃんの被毛についてしまうと
なかなかニオイがとれないので、絞る時はティッシュペーパーをあてたり、
シャンプーの前に絞ることをおすすめします(´・_・`)
家でトライしたけど難しい、わんちゃんが嫌がってできない、怒ってしまうなどの場合は無理にせず動物病院やトリミングサロンでお願いしましょう